生き方・働き方のヒント

【実践例付き】質の高い仕事とは何か?仕事で成果を出す取り組み方。

こんにちは。ころすけです。

近年は経済の成長鈍化や人手不足が相まって、より効率よく仕事で成果を出すことが求められています。

すなわち「質の高い仕事」をすることや、「仕事の質」を上げることが、より一層求められているのです。

みなさんは、自分がやっている仕事の「質」が高いと、胸を張って言えるでしょうか?

それ以前に、「質が高い仕事とは何か」を自分の言葉で説明ができるでしょうか?

この記事では「仕事の質」に焦点を当てて、以下の点について解説します。

① 質の高い仕事とは何か?
② 仕事の質を高めるために実践すべきこと(5つ)

質の高い仕事とは何か?

質の高い仕事とは何か?

「仕事の質」とは仕事の成果=アウトプットに対する評価です。

と言うことは、「どのようなアウトプットを目指せば良いのか?」を突き詰めれば良いわけですが、導き出した結論は人によって異なるかもしれません。

僕個人の考えでは、いかなる業界・職種であったとしても、「質が高い」と評される仕事は以下の3要素を満たすことだと結論付けています。

質の高い仕事であるための3要素

① アウトプットの中身が正確であること
② アウトプットが受け手のニーズを満たしていること
③ アウトプットするまでに掛かる時間が適切であること

順番に見ていきましょう。

アウトプットの中身が正確であること

そもそもの大前提として次のことが言えます。

中身が不正確なアウトプットは仕事としての価値が”ゼロ”である。

考えてみれば分かりますが、例えば書類仕事をやっていたとして、書類の記載が間違っていたら意味がないですよね。

現場の仕事であっても、例えば意図した寸法と異なるものが出来上がったり、所定の部品が所定の場所についていなかったら同じです。

アウトプットが正確でないと判明した場合、まず間違いなくその成果物を突き返されて、修正を迫られると思います。

受け取りを拒まれる=価値がないからです。

中身が正確であることは質が高いかどうか以前の問題で、仕事のアウトプットとして最低条件であるとも言えます。

「そんなの当たり前だ!」と思われるかもしれませんが、中身の正確さに無頓着な人は意外と多く存在します。

こういう人は、「成果物」ではなく「仕事をしている姿」に重きを置いている可能性がありますが、大前提として仕事の質=成果物に対する評価です。

特に日本型の雇用形態では、仕事の成果よりも就業時間に対して賃金が払われる側面がありますから、意識して取り組む必要があるのです。

アウトプットが受け手のニーズを満たしていること

これも意識しておかないと容易に見落としがちな要素だと思います。

例えばこんな事例が思い浮かびます。

あるレストランで、高級食材をふんだんに使った新メニューを一皿5000円で提供したが、全く売れなかった。

そもそも皆が皆、高級食材に魅力を感じるとも限らないですし、もっと別の視点で5000円という値段を高すぎると感じた可能性もあります。

同じようなことは、対お客様に対する仕事だけでなく、同じ職場で働く人同士の間でもお起こります。

例えばある仕事を任されたとして、良かれと思ってあれやこれやとオリジナルのアイディアを付け足していったところ、「こんなものは求めていない」と怒られるケースなどです。

仕事の成果は主観ではなく客観的な視点で評価されます。

先ほど、どんな仕事であっても中身が正確でないアウトプットは、仕事としての価値がゼロだと言いました。

さらに付け加えるとするならば、どんなに正確なアウトプットも受け手のニーズを満たしていなければ、やはり仕事としての価値は限りなくゼロに近いものになります。

自分の出したアウトプットが本当に受け手が満足するものかどうか、会社やチームが目指す方向性に合致するものかどうか、常に意識する必要があるのです。

アウトプットするまでに掛かる時間が適切であること

内容が不正確であろうが、相手のニーズを満たしていなかろうが、まだ出直して修正することが可能です。

ですが、その間に失った時間は決して取り返すことはできません。

世の中において唯一取り返すことができないのは時間です。

単純に考えて、同じ仕事を2倍のスピードでこなすことができるなら、同じ時間で残り半分は別の成果を出すために費やすことができます。

仕事において、いかに素早く事を終わらせられるかは、その意味で非常に重要なのです。

ただし多くの場合、仕事は早ければ早いに越したことはありませんが、そんなに都合良くスピードを速められることばかりではありません。

重要なのは、タスクの規模に対して適切な時間管理ができるか否かです。

これは世の中の実態を見ると分かることですが、計画というのは予定通りいくことの方がはるかに稀です。

なので規模の大きなタスクに対しては、「適切な時間配分で計画を遂行できた」という時点で価値があると考えて構いません。

もちろん、単純作業などの定型業務はスピードが重要になりますが、これも「タスクの規模に対して適切な」の意味するところです。

これもまた、「当たり前だ!」と怒られてしまいそうですが、周りを見渡してそうだと言えるでしょうか?

ここでも日本型ワークスタイルの負の側面が出てしまうのですが、給料が時間当たりで決まっていて残業が奨励されるような社会では、短い時間で事を済ます=美徳と考えて行動できる人は予想以上に少ないのです。

仕事の質を高めるために実践すべきこと

仕事の質を高めるために実践すべきこと

仕事の質を高めるために実践すべきこと

1. 基礎勉強を徹底する
2. 周りの雑音に耳を傾ける
3. 仕事の最終目的にまで思いを至らせる
4. 掛かる時間の目安を設けて意識する
5. 一挙手ごとの意味を考える

1. 基礎勉強を徹底する

仕事の質を高めるためには、何よりもまず、自分自身の力量を高める必要があります。

どんなに大きな志を抱いたとしても、自分が持つ能力以上の成果は出せません

ここでポイントになるのは、基礎勉強とは何も業務に対する専門知識だけを意味するわけではないということです。

ここで言う「基礎勉強」が、業務に必要なありとあらゆる要素を含むのだと意識できれば、確実に仕事の質が高まるはずです。

具体的には以下の要素が例として挙げられます。

・業務に対する専門知識
・業務に必要なツールの使い方
・業務を遂行するための社内手順の理解

人が業務を行う際には、必ず何らかのツールを使用します。
現代社会ではパソコンは必須ツールですし、ワード・エクセルに代表される基本ソフトも典型的な例です。

仕事はアウトプットして初めて評価の対象になりますから、これら業務を進める上で必要なツールの使い方も立派な「基礎知識」であり、基礎の徹底が必要なのです。

また、ツールが業務に必要なハード面だとすれば、仕事の進め方を理解しておくことはソフト面での基礎知識になります。

往々にしてツールの使い方や、仕事の進め方への理解について、重きを置かない人が多く見受けられます。

ですが、仕事=アウトプットであることを理解していれば、その過程にある基礎とは何かは自ずと見えてくるはずです。

2. 周りの雑音に耳を傾ける

仕事の質が満たすべき要素の1つに「アウトプットが受け手のニーズを満たしていること」を挙げましたが、この精度を上げるには周りの雑音にぜひ耳を傾けてみてください。

周りの雑音=他者の意見や動向は、満たすべきニーズを知る大きなヒントです。

エンドユーザーと実際に接するフロントラインの仕事では、お客様が発した何気ない一言やお客様同士の会話が、くみ取るべきニーズの大きなヒントになります。

近頃は情報メディアが多数溢れていますから、ツイッターやインスタグラムなど、SNSに代表される情報も有益な「雑音」になりえます。

同じ職場内の仕事においては、ぜひとも「周りで交わされている会話」に耳を傾けることをお勧めします。

周囲で交わされる会話からは、特定の業務の進捗状況、問題点、目指すべきゴールの方向性など、質の高いアウトプットに必要なヒントが詰まっているはずです。

また、その時点で自分に直接関係のない内容であっても、可能な限り耳を傾ける方が望ましいと思います。

とりわけ日本の労働環境では、いつ誰が何の業務を任されてもおかしくないからです。

周りの会話を聞くことで、事前の状況把握や予想ができていれば、突然の事態でも一歩目の動き出しが格段にスムーズになります。

動き出しが早い=スピードの向上ですから、これもまた仕事の質の向上につながります。

3. 仕事の最終目的にまで思いを至らせる

これも「アウトプットが受け手のニーズを満たしていること」に繋がる内容ですが、アウトプットの最終目的が何であるかは常に意識することが大切です。

これに関して反面教師となる例として、職場における人材育成の一場面が挙げられます。

特に新卒の未経験者を採用して、育てながら仕事をさせる日本型雇用においては、人材育成=業務の重要度は非常に高いものです。

その際、「仕事は厳しくあるものだ」という理由や「自分たちもこうだったから」という理由だけで、高圧的な態度でしか接することができない人が非常に多いのが現実です。

逆に、人材育成の任を任されたにも関わらず、全く目にもかけず放置してしまう人の話もそこら中で聞かれます。

任された仕事が満たすべきニーズは一体何でしょうか?

人材教育であれば、満たすべきニーズは「人材が必要な能力を身に付けて、会社の戦力となること」であるかと思います。

ここがしっかり意識されていれば、「成長のために厳しくあたる」は手段の1つでしかないと気が付きますし、ニーズを満たすために手段を変えるなど工夫が働きます。

まして、厳しくするだけで「あいつは根性がない」などと批評するようでは、ニーズを満たすためではなく、個人の欲求を満たすために仕事をしていることになります。

人材を放置してしまう人も同様で、人を育成することの優先度は低いと、自身の主観で仕事のゴールを決めてしまっている可能性があります。

往々にして、環境を整えたつもりでも意図した成果に繋がらない裏には、実行する人間が満たすべきニーズを理解できていない場合がほとんどです。

質の高い仕事をしようとするのであれば、「仕事の結果が目指す最終ゴールは何か?」を常に意識しましょう。

4. 掛かる時間の目安を設けて意識する

スピードアップを目指すのであれ、スケジュールを遵守するのであれ、重要なのは自身(場合によっては周りの人間)の能力と達成可能なスピードを正確に見積もることです。

そのために、自分だったらどのぐらい時間が掛かるかや、毎回の作業で掛かる標準の時間を常に意識することが重要です。

掛かる時間を正確に見積もるには正確な現状分析が必要です。

時間を意識することで、作業をするにあたって無駄な部分はないか、自分の能力で足りていない部分はないか、自然と現状分析をするクセを付けることができます。

これは僕自身の感覚ですが、不思議なことにスピードを意識すると、自ずと内容の正確性も上がっていくように思います。

スピードを上げるためには、動作を素早く行うことよりも無駄な動きを省くことや、流れをパターン化させることに最終的に行きつきます。

その結果、仕事の精度も上がると考えられるのですが、これは仕事の「質」の観点からも一石二鳥です。

5. 一挙手ごとの意味を考える

これもアウトプットのスピードアップや正確性に関係することですが、1つ1つの行動について「なぜそれをするのか?」を常に意識することが大切です。

説明のつかない所作は無駄かつミスの元にもなります。

これには理由があります。

意味のある動作は、目的がはっきりしていれば意識せずとも自然と行えるようになります。

意味のある動作=必要な動作だからです。

これとは逆に、なぜ必要なのか説明がつかない所作は、いちいち頭の中で意識しないと行動に移せないものです。

行動に移すことに意識が取られてしまっていては、当然、他に向けるべき注意が散漫になってミスも出ます。

人間はコンピューターと異なり、意義を感じられない行動に対しては、精度が著しく低下する傾向があります。

「人に言われたから」や「前からこうやっているから」ではなく、自分の頭で考えて意味を理解しながら臨むことが、仕事の質を高める上で重要なのです。

質の高い仕事をするには準備が必要です

質の高い仕事をするには準備が必要

質の高い仕事は一朝一夕で達成できるものではありません。

基礎勉強に費やす時間も必要ですし、質を高めるために実践すべきことの効果も、コツコツと積み重ねることで徐々に結果となって表れてくるものだからです。

質の高い仕事には準備が必要で、一見すると回り道のような試行錯誤が必要なのです。

基礎勉強も、周りの雑音に耳を傾けるのも、一挙手ごとの意味を考えるのも、その瞬間だけ見れば余計な行動をしていると思われるかもしれません。

中には「そんな事いいから、とにかく手を動かせ!」と言う人もいるかもしれませんが、僕の考えは真逆です。

質が高い仕事は無駄がなくて堅実です。

準備に時間が掛かったとしても、手戻りが少なく、満たすべきニーズを確実に押さえた結果が出るのであれば、トータルの業務効率は確実に良くなります。

記事を読んで「なるほど!」と思っていただけたのであれば、ぜひ今回紹介した内容を実践してみてはいかがでしょうか?

 

以上!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です