生き方・働き方のヒント

努力ができない人・続かない人は見てほしい。成果の出る努力の仕方。~ポイントは2種類の目標を設定することです~

こんにちは。ころすけです。

「努力してもなかなか続かない」「そもそも努力をすることが苦手」

こういった人は多いと思います。

僕自身が努力ができる人間かと問われれば、人並みにできる方だと思いつつも、振り返ると努力できた場面とそうでない場面があることに気が付きます。

そんな風に自分の人生も踏まえながら「どうやったら努力を継続できるのか?」「成果がでる努力とは何か?」を考えているうちに、最近ではようやく1つの結論にたどり着くことができました。

この記事では2種類の目標の立て方に着目し、なぜ努力ができない・続かないかを分析した上で、成果の出る努力の仕方・目標の立て方を解説します。

「努力を継続して成果を出したい!」という人のヒントになれば幸いです。

努力して成果を出すには2種類の目標設定が重要です

努力して成果を出すには

そもそも努力をするためには、努力をする対象=目標設定が必要です。

ここで大切なのが、設定する目標は大きく分けて2種類あって、使い分けが必要という点です。

2種類の目標とは以下のとおりです。

・到達目標

・行動目標

順番に見ていきましょう。

到達目標はゴールの設定。「どうなりたいか・どうなるべきか」の理想像。

「半年後までに10kg痩せたい」

「将来はエアラインのパイロットになりたい」

目標のジャンルは全く異なりますが、上のような目標が「到達目標」に該当します。

到達目標は最終的に「どうなりたいか・どうなるべきか」という具体的な理想像のことです。

言うなれば努力して目指したいゴールであり、成果の判断は到達目標が達成できたか否かで判断することになります。

行動目標は手段の設定。「何をするか」の具体的な中身。

一方で行動目標は以下のものが該当します。

「毎日5km走るのを日課にする」

「毎日2時間ずつ航空工学と英会話の勉強をする」

先ほどの到達目標が「理想の姿」であったのに対し、行動目標は様子が異なります。

行動目標の中身は「手段」または「具体的な行動」です。

行動目標は到達目標を達成するための具体的な手段であって、中間地点に設ける目標とも言えます。

到達目標と行動目標

人が何かに挑戦しようとする時は、必ず到達目標と行動目標を無意識のうちに設定しています。

例えば、好きな子と仲良くなるために(到達目標)、思い切って声をかけてみよう(行動目標)も同じ理屈で説明ができますね。

到達目標と行動目標の関係を整理しよう

努力を継続して成果に結びつけるには、到達目標と行動目標を明確に区別して、2つの関係を具体的にイメージする必要があります。

ここで少し注意が必要なのが、ある到達目標を立てる際、最終的な到達目標が複数の到達目標に細分化されることがあるという点です。

先ほどの「パイロットになりたい」を例にとってみましょう。

最終的な到達目標が「パイロットになること」である場合、そこに至るまでに例えば以下のような複数の到達目標が考えられます。

到達目標1:英会話をマスターする

到達目標2:航空工学の知識を習得する

到達目標3:訓練費用を確保する

そしてそれぞれの到達目標に対して、具体的な手段である行動目標が以下のように紐づきます。

到達目標1に対する行動目標:オンライン英会話を毎日1時間受講する

到達目標2に対する行動目標:航空工学の教科書を毎日10ページずつ学習する

到達目標3に対する行動目標:趣味に使うお金を月1万円に制限する

これを図示してまとめると、以下のようになります。

到達目標の細分化

いずれにしても、ある到達目標を達成するためには、具体的な行動である行動目標が下に紐づくことがイメージできるかと思います。

努力を継続させて成果を得るためには、まずは同じ目標でも、到達目標と行動目標で性質が異なることを理解しましょう。

ここからは、それぞれの目標設定が持つ意義と、努力ができない・継続できない状態に陥る理由について詳しく見ていきたいと思います。

到達目標が必要な理由と意義

到達目標が具体的でなければPDCAが回らない。

成果を出すとは、理想のイメージと現実のギャップを埋める作業とも言えます。

先の「10kg痩せる」の例では、10kg痩せた後の自分と今の自分を照らし合わせて、どのようにしてその差を埋めていくか考えて行動に移すわけです。

その際に重要なのが、PDCAのサイクルを回すことです。

PDCAとはPlan(計画)、Do(行動)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取った言葉で、課題解決の手法としてビジネスの場でもよく用いられます。

成果を出すためには特にCheck→Actionをきちんと行うことが大切なのですが、到達目標がなければこの部分が回ることはまずありません。

理想の姿がなければどこを改善して良いか分からないですし、そもそも評価の時点で何を基準にするか定まらないですから、改善すべきかどうかすら分からない可能性があります。

到達目標と行動目標のモデルで言うと、PDCAを回すとは到達目標に照らし合わせて、その中間ゴールである行動目標にフィードバックを与える行動だと言えます。

到達目標が「10kg痩せること」で、「毎日5km走る」という行動目標を達成したにも関わらず成果が出ていないのなら、例えば「走る量を5kmではなく10kmにしよう」と評価・改善のプロセスが働きます。

ここでもしも到達目標が「健康な体を維持すること」であった場合、「走る量を10kmにする」は逆に運動過多で健康を害するかもしれませんし、「毎日ではなく2日に1回にする」とした方が到達目標に近づくかもしれません。

このように到達目標によって、PDCAによるフィードバックの結果は全く異なるものになります。

到達目標の設定は行動目標の方向性を修正し、行動自体が成果に繋がる意味あるものにするために、必要不可欠なのです。

到達目標があいまいだと努力をしようと思わない。

最初の問いかけで「そもそも努力することが苦手」という人は、得てして到達目標が曖昧であるか、理想のイメージに本気度がないケースがほとんどです。

人間には「自分にとって利益にならないことはやらない」という本能があります。

効果が出ているかはっきりしないものを継続することは難しいですし、そもそも到達できてもできなくても良い場合はまず後者が選ばれます。

だから努力をするためには、まずは理想の姿である到達目標を設定することが重要なのです。

これに関して自分自身の経験を述べると、大学受験の経験は到達目標がしっかりしていた1つの例になるかと思います。

僕は一浪して希望の大学に入学したのですが、浪人時代は明確に「希望の大学に入る」という到達目標がありました。

この時は模試の結果や実際の入試問題を見るなどして、合格までに足りない苦手な分野(ギャップ)を認識して、勉強内容(行動目標)にフィードバックを無意識にしていたと思います。

逆に大学入学後の日々の学業については、到達目標が曖昧だった好例と言えます。

どこかで「勉強がんばらなきゃな」と思いつつも、特に達成したいことが明確ではなかったですし、何より「卒業さえできれば何でも」と心の内で考えていたのが正直なところです。

卒業はしたものの、当然、お世辞にも「努力した」と胸を張って言える結果ではありませんでした。

行動目標が必要な理由と意義

行動=手段が明確でなければ改善点が分からない

到達目標が明確な場合であっても、行動目標が曖昧であれば、やはり努力して成果を出す妨げになります。

行動目標の方向性を正す唯一の方法は、行動を変化させて前後の結果を比較することです。

10kg痩せる例で言えば、例えば1週間毎日5km走って結果でなければ10kmにしたらどうなったか、1週間でなく1カ月みたらどうなったかという具合です。

前後で変化があれば、変えた行動に効果があることがはっきりしますから、次に定める行動目標にフィードバックすることができます。

もしも行動目標を完遂できない、もしくは行動目標自体があいまいな場合では、何をすれば効果が出るのか特定することができません。

結果的に到達目標を達成できない、もしくは大幅に遠回りすることになります。

行動目標は意識次第で達成可能=継続した努力への糧

行動目標を設定する意義はもう1つあります。

それは、行動目標が到達目標に至るまでの小さな達成に繋がるからです。

行動目標は個人の意識次第で100%達成可能です。

例えば「10kg痩せる」という到達目標は、仮に行動目標を完遂したとしても、必ずしも到達できる保証はありません。

そもそも到達目標への道のりは「こうすればこういう結果が得られるだろう」という仮定の積み重ねでしかありませんし、「痩せる」という結果には個人の体質など、本人の意思でどうにもならない要因が含まれるからです。

一方で「毎日5km走る」のような行動目標の達成如何は、個人の意思のみの問題です。

「自分次第で必ず達成できる」というマインドは継続のモチベーションに繋がります。

確実に達成可能な行動目標を設定することで、小さな成功を着実に積み重ねることができます。

努力が続かない人は到達目標ばかり見ている

「努力が継続できない」という人は、理想の姿=到達目標ばかりを見ている可能性があります。

大きな達成は、小さな達成の積み重ねです。

達成できるか定かではない理想の姿だけを追い求めるのは、精神的なデメリットが大きいものです。

自身の意思で100%コントロールできる行動目標に注目していれば、常に何かを達成している感覚を味わうことができます。

努力を続けるためにはある種の「麻薬」が必要ですが、その麻薬こそが行動目標に対する小さな達成体験です。

到達目標の確認は節目節目で行うにとどめて、目先の意識は行動目標の達成に向けるべきなのです。

【実践編】まずは到達目標を定めましょう

まずは到達目標を定めましょう

何か努力をしようとするのであれば、まずは到達目標をイメージすることから始めましょう。

なぜなら、その手段である行動目標は、到達目標に合わせて自然と定まってくるものだからです。

到達目標を定める時のポイント

・到達目標はできるだけ具体的にイメージしましょう

・いつまでに、何を、どのような目的でを意識すると行動目標が定まりやすい

例えば、「プログラミングをマスターしたい!」だけですと、漠然としすぎて次の行動目標が定まりません。

プログラミングと言っても、その先に何がしたいのかで習得するプログラミング言語も変わってきます。

加えていつまでに達成したいのかを明確にすれば、「○○言語の教材を1日○○ページのペース進める」と行動目標がより具体的に定まります。

一旦行動目標まで定めてしまったら、まずは行動目標を達成することに集中しましょう。

到達目標は、行動目標の一区切りを達成できた時点で、PDCAを回す目的で確認すれば十分です。

到達目標が定まらない場合はどうするか?

到達目標が明確に定まればいいですが、「なりたい自分・達成したい事」が特に思い浮かばない場合もあると思います。

だからと言って、到達目標が見つかるまで何もしないのは、人生の大切な時間を無駄にしてしまいます。

その際は一旦、行動目標を到達目標として定めてしまいましょう。

つまり、「何か行動を達成した自分」を理想の姿としてイメージするのです。

注意したいのは、行動目標ですから必ず自分の意思次第で達成できることにしてください。

「とりあえず1カ月間毎日5km走る」や「週に2冊本を読む」などです。

その過程で「フルマラソンを完走したい」「○○について資格を取りたい」などの到達目標が見えてくれば、その段階で目標をシフトしていけば良いのです。

とりあえず定める行動目標では以下のものをお勧めします。

・自分が少しでも興味があると感じた分野

・一般に汎用性が高いとされている分野

到達目標が見つかるまでとりあえず定める目標ですから、少しでも興味がある分野であれば、その先の到達目標に繋がりやすくなります。

また、万が一到達目標が見つからなかった場合でも、汎用性が高い分野であれば行動したこと自体が無駄になることがありません。

例を挙げるとすれば、「動画編集講座を受講する」や「語学講座を一定期間試してみる」などは良い例だと思います。

動画編集や語学スキルは時代的にも重要性が増していますし、多様な場面で活かせる可能性がありますから、自分の意に沿わなくとも人生の幅を広げてくれます。



努力する能力の問題ではなく、目標設定の仕方の問題です

ある分野に秀でた人であっても、全てのことで努力ができているかと言うと、そうではないと思います。

自分がイメージする理想像=到達目標が特定の分野で異常に鮮明であるために、その分野での行動目標が自然と定まり、結果として周りが目を見張るような努力に結びついているだけなのです。

おそらく本人たちからすれば、周りが思っているほど「努力をしている」という感覚はないのかもしれません。

単に自分が描いた理想のイメージを追求しているだけなので、努力をしようと思って努力をしているわけではないのです。

そう考えると、努力できる・できないは能力の問題ではなく、単に自分にあった目標設定ができるか否かだけの問題だと言えます。

この記事を読んで、少しでも「なるほど!」と思っていただけたのであれば、非常に嬉しいです。

 

以上!

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