ちょっと前から最近に至るまで、これまでに訪れた旅先を紹介します!
注. ただ僕の体験と行ったスポットを紹介するだけなんで参考になるとは限らない
今回の旅先: リオデジャネイロ(ブラジル)
旅の時期: 2016年
リオデジャネイロには仕事でブラジル滞在中の週末に泊りで遊びに行きました。
仕事先はサンパウロ近郊だったのですが、リオまでは360kmほど(東京から京都ぐらい)しか離れていないんです。
サンパウロから飛行機で1時間ぐらい。GOL航空っていうブラジルのLCCで行ったんですが、料金は往復で13,000円ぐらいでした。
お目当てはやっぱりかの有名なキリスト像でしたね!
あと、飛行機に関わる(僕的に)面白ポイントがあったので、それもちょっと紹介します!
リオと言えばこれ!コルコバードの丘
それがリオにあると知らなくても見れば「ああっ!知ってる!」って人が多いんじゃないでしょうか?そう言えば地球の歩き方の表紙もこれだったな。
最初にリオに行くと計画した時、真っ先に行こうと思ったのが、このコルコバードの丘のキリスト像でした。
コルコバードの丘って名前はその時初めて知ったんですけどね。まあそれはどうでもいいですね。
結構高いところ(海抜700mぐらい)にあるので登山電車に乗るのが一般的なんですが、「混むから事前に予約しておいた方がいいよ」という地球の歩き方さんのアドバイス通りにネット予約していきました。
家計簿見直してみたら電車の料金は68レアル=約2,000円って記録してありました。観光地にしてはなかなかリーズナブルじゃないですか。
で、お目当てのキリスト像がこちら
やはり有名スポットだけあって観光客でワイワイしてましたね。
写真だとなかなか雰囲気は伝わりずらいですかね?実物はやっぱり感動ものでしたよ!
丘から見下ろすリオの街も、ちょっとガスってたけどなかなか。むしろガイドブックみたいにくっきり綺麗な景色よりも「実際に行ったぜ!」感があると思いません?
右側に見えるのがこれまた有名なスポットであるポン・ジ・アスーカル。“砂糖パン”って意味らしいですよ(へぇ~)。
ここへは行かなかったですが、ロープウェイで頂上まで行けるそうです。
あっ、ちなみこの上図の景色は後で別視点から紹介しますので覚えておいてください!
さっきは東方向でしたが、こちらは丘から南西方向を見た景色。
このロシーニャという地区はリオでも有名なファベーラ(スラム街)だそう。
噂によればリオのファベーラは“相当ヤバい”ところらしいです。
強盗やドラッグの売買が日常的であるばかりか殺人も珍しくないのだとか。
でももっと驚きなのが、ファベーラを観光スポットにしたツアーがあるのだとか!普通に現地で申し込めるそうです。
さすがにこの時に行こうとは思わなかったけれど、次にリオを訪れたとしても行かないだろうなー。人生に行き詰まったら行く気になったりして。
リオの街並み①(ボタフォゴ海岸周辺)と五輪マラソン
こちらはコルコバードの丘からほど近いボタフォゴというエリアの海岸沿いの道。
実はこの辺り、リオ五輪の時のマラソンコースの一部。ちょうど折り返しする地点の近くですね。
僕が訪れたのはリオ五輪の直前だったのですが、日本に帰ってきて五輪のマラソン見てた時に「ここ覚えてる!」ってちょっとテンション上がったことを思い出しました。
そう言えばサンパウロで乗ったタクシーの運転手が「ブラジルは五輪にお金を使ってる場合じゃないよ。もっと福祉施設とか学校とかに使うべき。」みたいなことを言ってましたね。
日本も他人事じゃないですよねぇ。はたして東京五輪は成功だったと言える大会になるのでしょうか?
反対側を見るとボタフォゴ海岸が広がっています。ビーチバレーではなくビーチサッカーをやっているようですが、さすがブラジルと言ったところでしょうか。
ここは海水浴ビーチとしてはあまり適していない海岸のようですね。近辺には他もにコパカバーナ海岸とかイパネマ海岸というのがあるそうなんですが、泳ぐならそちらがメインのようです。
ボタフォゴ地区から見上げるキリスト像。下からの佇まいも趣がありますね。
これ、確か夜になるとライトアップされてて、それがまた神々しい感じだったんですよね。写真撮っておけばよかった。なんで撮らなかったんだろう。
リオの街並み②(セントロ)
セントロって言うのは旧市街のことらしい。セントロ=Centralのポルトガル語=中心街というところでしょうか。
旧市街とはいえ、比較的近代的な建物もある様子。
まあ、そもそも南米は新大陸と呼ばれたわけで、西洋的視点では歴史が浅い地域なんで、ヨーロッパのような旧市街とは雰囲気が違うのも当たり前かもしれません。
一見すると教会っぽくないですが、中を見るとやっぱり教会っていう教会。
こちらはカリオカ水道橋。カリオカはリオ市民って意味らしい。
ローマ帝国の水道橋ってこんな感じだと思うんですが、ブラジルが開拓された時代以降でもこんな水道橋って使われてたんでしょうかね?
白い建材と青い空、後ろに見えるヤシの木がいい感じで映える景観。
この辺はあまり治安がよろしくないようで、ちょっとびくびくしながら歩いてたんですが、特に危険な目には逢いませんでしたね。
飛行機好き必見!サントス・ドゥモン空港
これはちょっと趣味の話。
リオには二つの空港があって、一つは郊外にあるガレオン国際空港。
こちらがメインとなる大型機も着陸する空港なんですが、もう一つ市街に近いところに国内線用のサントス・ドゥモン空港があるのです。
こちらは小型機オンリーの空港になっていて、僕がサンパウロから乗った飛行機もこちらの空港に着陸しました。
で、このサントス・ドゥモン空港へ着陸していく飛行機なんですが、先ほどのコルコバードの丘から見ると旋回しながら降りていく様子を見下ろすことができるんです!
丘よりも低いところを飛行機が横切っていくんですね。
飛行機の着陸経路との位置関係を示すとこんな感じ。
ちょうど目の前を飛行機が横切ってポン・ジ・アスーカルの手前で180度旋回しながら降りていく様子が分かります。(ちなみにこの旋回しながら降りていく着陸方式はRNP ARと呼ばれるちょっとテクニカルな降り方です。マニアックだな!)
僕の乗った飛行機が着陸した時の窓からの風景。左手にキリスト像が見えますね。
右側に座ってたら、丁度飛びながら見上げる位置にキリスト像が見える景色が見られると思うので、ちょっと狙って右側の席を取るのはいかがでしょうか?(風向きとかで着陸方向変わるから運も必要ですが)
後このサントス・ドゥモン空港、離陸する時もちょっと珍しい体験ができます。
実はここは滑走路の長さが1,300mぐらい(羽田空港の半分以下!)しかないんです。
普通飛行機が離陸する時、ブレーキを外してから徐々にエンジン推力を上げていくんですが、こういう短い滑走路ではブレーキをかけたままエンジン推力をMAXまで上げて、それからブレーキを外すんですね。
そうすると一気に加速するロケットスタートのようなスリリングな離陸を味わうことができます。
感想まとめ
有名なスポットだけあって、キリスト像とか期待通りに良かった!
飛行機好きなんで、飛行機に関する萌え萌えポイントもあったのが想定外に良かった!
海外でLCCなんか乗るとそれも思い出のアクティビティになりますよ。
ただ、サンパウロからリオは近いけど、日本からブラジルが遠すぎ!
片道30時間ぐらいかかるからなぁ。
普通に休みとって行くには難しい。
だから仕事の機会に行けたのは運が良かったな。
以上!