飛行機

空港の広さを比較!~もしも羽田空港が隣にあったら?(国内)~

こんにちは。ころすけです。

日本で一番敷地の広い空港と言えばどこでしょう?

おそらくほとんどの方が成田空港か羽田空港を思い浮かべるかと思います。

正解はご想像のとおりで、羽田空港が日本で一番敷地面積が大きな空港になります。

なにせ滑走路が4本もあるわけですから、日本一の広さであっても当然と思えるかもしれません。

ですが、国内の空港で羽田空港は圧倒的なほど広い空港なのでしょうか?

今回は羽田空港と国内のその他の空港の広さを図的に比較してみたいと思います。

国内で一番敷地面積が広いのは羽田空港!

まずは羽田空港の敷地を図を用いて確認しておきましょう。

下の画像は羽田空港の敷地を赤線で囲った図になります。

羽田空港の敷地面積の図

羽田空港は大部分が東京湾の埋め立て地にあたる空港ですが、空港のすぐ西側の住宅街から分かる縮尺を考慮すると、敷地面積はかなりあることが直感的にも分かります。

さらに空港の諸元を調べてみると、以下の通りとなっています。

羽田空港
面積 1,516 ha
滑走路 A滑走路:3,000 m
B滑走路:2,500 m
C滑走路:3,360 m
D滑走路:2,500 m

図の赤枠内の青の矩形でも示しているように、羽田空港では2本ずつ平行に計4本の滑走路があります。

滑走路が4本もあるわけですから、これほど敷地面積が大きくなるのも納得といったところでしょうか。

今回はここで縁取った羽田空港の輪郭図を、他の空港がある場所に貼り付けて、数値と共にその広さを比較してみたいと思います。

比較する空港は利用者が多く、かつ国際線も飛んでいるような、国内の以下の拠点空港を選びました。

① 新千歳空港

② 仙台空港

③ 成田国際空港

④ 中部国際空港

⑤ 関西国際空港

⑥ 福岡空港

⑦ 那覇空港

さすがに地方の空港では圧倒的に羽田空港の方が広いのは自明かと思いますので、今回はこの7空港について比較を行ってみたいと思います。

空港の敷地面積を比較してみよう!

① 新千歳空港

まずは北海道の新千歳空港です。

新千歳空港がある場所に羽田空港のシルエットを張り付けた画像がこちら。↓

新千歳空港と羽田空港の敷地面積比較の図

おやっ?意外に新千歳空港の敷地も広いことが分かりますね。

合計の面積を見るとやや羽田空港の方が広いようにも見えますが、そこまで大きな差があるようには見えません。

実は新千歳空港は、真ん中のターミナルを挟んで西側は、航空自衛隊の千歳基地になっています。

滑走路の数を見ると、東側に民間機用の滑走路が2本あって、西側の自衛隊基地にも滑走路が2本あります。

つまり羽田空港と同じく計4本の滑走路があるのです。

さらに新千歳空港の諸元を調べてみたところ、以下の通りとなります。

新千歳空港
面積 726 ha
滑走路 A滑走路:3,000 m
B滑走路:3,000 m
千歳基地(千歳飛行場)
面積 約1,000 ha
滑走路 東滑走路:3,000 m
西滑走路:2,700 m

千歳基地の面積について公式情報は見つかりませんでしたが、単純に合計すると1,726haと、なんと羽田空港よりも敷地が広いことが分かります。

あくまで民間機側だけで見ると羽田空港の方が倍近く広いのですが、千歳基地も合わせた面積で考えると、実は新千歳空港が裏のナンバーワンと言えるのです。

② 仙台空港

お次は東北地方の拠点となる仙台空港です。

仙台空港と羽田空港の敷地面積比較の図

こちらは大きさの差が一目瞭然ですね。

仙台空港
面積 241 ha
滑走路 A滑走路:1,200 m
B滑走路:3,000 m

仙台空港は滑走路を2本持つ空港ですが、1本は小型飛行機用の非常に短い滑走路なので、実質滑走路1本の空港と同程度の広さとなっています。

このように比較してみると、羽田空港がいかに巨大かが目に見えて分かりますね。

③ 成田国際空港

続いては日本の国際線の拠点である成田空港です。

成田空港と羽田空港の敷地面積比較の図

こちらはと言うと、かなり際どい争いをしているように見えますね。

参考までに2つの空港が重なり合うように配置した画像も用意してみました。↓

成田空港と羽田空港の敷地面積比較の図(重ね合わせ)

重ねてみてもかなり拮抗した敷地面積であることが分かります。

成田空港
面積 1,137 ha
滑走路 A滑走路:4,000 m
B滑走路:2,500 m

数値を見ても分かるように、実際には羽田空港の方がわずかに成田空港よりも広いようです

成田空港は2本の滑走路がかなり離れていて、その間に大きなターミナルビルが2つもあります。

さらに北東側の第二ターミナルの先にはLCC専用の第三ターミナルが増設され、南端のエリアは貨物機用のエプロンになっています。

成田空港の滑走路は2本しかありませんが、このようにターミナルや貨物エリアで国内随一の広さを誇る点が、その広大な敷地の内訳になっていると言えそうです。

④ 中部国際空港

お次は中部地方の拠点であるセントレアこと中部国際空港です。

中部国際空港と羽田空港の敷地面積比較の図

こちらは羽田空港と比べると二回りぐらい小さい敷地面積であることが分かります。

中部国際空港
面積 約580 ha
滑走路 3,500 m

滑走路も1本だけなので当然かもしれませんが、一方でその割には空港東側のターミナルやその他施設のエリアが広いと言えるかと思います。

さらに中部空港は、現在の滑走路のさらに沖合に2本目の滑走路を新設する計画が進行中で、敷地面積も増えることが見込まれます。

⑤ 関西国際空港

次は関空こと関西国際空港です。

関西国際空港と羽田空港の敷地面積比較の図

こちらも羽田空港より一回りほど小さな敷地面積であることが分かるかと思います。

ですが滑走路2本にターミナルビルも2棟あるだけあって、相応の敷地面積と言える広さは有している言えますね。

関西国際空港
面積 約1,050 ha
滑走路 A滑走路:3,500 m
B滑走路:4,000 m

数値を見てみると、実際には関西空港も、先ほどの成田空港とほとんど変わらない面積を有していることが分かります。

成田空港の敷地は、2本の滑走路の位置が南北にずれた特殊な形状をしていますから、実際の面積以上に広く見えるのかもしれません。

⑥ 福岡空港

さらに続いては九州の福岡空港です。

福岡空港と羽田空港の敷地面積比較の図

見てのとおり圧倒的に羽田空港の方が広大な面積を有していますね。

福岡空港
面積 約355 ha
滑走路 2,800 m

福岡空港は滑走路が1本な上に市街地に隣接していることもあってか、敷地面積が狭くなるのはやむを得ないかと思います。

そんな規模にも関わらず、離着陸回数や旅客数では羽田、成田、関空に続いて日本第4位の規模を誇るわけですから驚きです。

敷地面積が狭いのに便数や旅客数が多いということは、それだけ密度高く飛行機や人が集まってくる空港と言えるからです。

さらにこれだけ狭い敷地であるにも関わらず、福岡空港には2本目の滑走路を建設する計画が進行しています。

しかも空港の敷地を外に広げることをせずに、今の敷地内に2本目の滑走路を造ろうという計画らしいですから、これもまた驚きです。

福岡空港はその敷地面積によらず「大きな」空港と言えるのかもしれません。

⑦ 那覇空港

最後は那覇空港です。

那覇空港と羽田空港の敷地面積比較の図

那覇空港は最近沖合に第二滑走路が供用開始されたこともあって、その敷地面積も随分と拡張された印象を受けます。

しかし、それでも羽田空港と比べるとかなり面積が小さいことは一目瞭然です。

那覇空港
面積 約490 ha
滑走路 A滑走路:3,000 m
B滑走路:2,700 m

那覇空港の場合ターミナルビルは1つで、そのエリアは空港の東端のみになります。

同じく2本の滑走路がある成田空港や関西空港では、ターミナルビルが複数あってその規模も大きなものでした。

やはり空港の敷地面積が広い空港とは、ターミナルビルなどの施設が占めるエリアがどれだけ広いかが差になって表れると言えそうです。

結論。羽田空港の敷地面積は確かに広いが、断トツというわけではなさそう。

さて結論ですが、羽田空港は確かに日本一敷地面積が広い空港ですが、他に抜きんでて断トツというわけでもないと言えそうです。

成田空港や関西空港も国内の拠点空港にふさわしい広さを有していましたし、千歳基地を含めた新千歳空港の概算面積は羽田空港を上回っていました。

さらにちょっと差がありますが、中部国際空港や那覇空港など、やはり沖合いに展開している空港はそれなりの敷地面積があると言え、今後も拡張していく可能性が考えられます。

このようにちょっとした比較をしてみると、また普段とは違った空港の姿が見えてきて興味深いですね。

今後も飛行機に関連する豆知識を紹介していきたいと思います。

 

以上!


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