こんにちは。ころすけです。
海外に行く際、現地の空港ではどのように過ごされますか?
空港はただ単に飛行機の乗り降りをする場所と言う人も多いかもしれません。
しかし僕の場合飛行機が好きなので、空港でさえも観光地の一つと言っても過言ではないと思っています。
そんな海外の空港での楽しみの一つは「現地の飛行機を見ること」です。
特に日本から遠く離れた国の場合、日本では見られないような飛行機や空港の景色を見ることができるのですが、意外なところに注目ポイントがあったりします。
海外に行く度に思う、僕個人の注目ポイントをご紹介します。
注目ポイント① ズラリと並ぶ現地のフラッグキャリア
海外を訪れる際に入口となる国際空港は、大抵の場合その国のフラッグキャリアの拠点空港となっている場合がほとんどです。
日本で海外の航空会社の飛行機を見る場合、一度に目にする海外の同一航空会社の機材はせいぜい2~3機程度です。
ですがその航空会社の拠点空港となると話は違います。
同じカラーリングの機体がズラリと列をなし、やはりその航空会社が現地の主役であることを感じさせる光景を見ることができます。
↑ドイツのフランクフルト空港にて。ルフトハンザ航空の機材。
↑トルコのイスタンブール空港にて。ズラリと並ぶターキッシュエアラインズ。
↑カナダのトロント空港にて。エアカナダの飛行機しかいません!
↑フィリピンのマニラ空港にて。フィリピンに行けばやはりフィリピン航空が目に付きます。
↑アメリカのアトランタ空港にて。新旧の塗装が混じっていますが、見えている垂直尾翼は全てデルタ航空です。
ボーディングブリッジにもデルタのマークが。
アトランタ空港はデルタ航空の拠点空港なのです。
そして複数あるコンコース(ターミナル)のうちデルタ航空専用のコンコースがあるのです。
どうでしょうか?
空港は訪問国の正に入口になりますが、並んでいる飛行機を見るだけでも「ああ、本当に来たんだな」と思わせてくれるのです。
現地航空会社がズラリと並ぶ光景は現地の空港ならでは!
注目ポイント② 日本に就航していない航空会社
特にアメリカやヨーロッパなど日本から遠い地域に訪れると、日本国内の空港には就航していない航空会社をたくさん見ることができます。
日本には就航していないけれど、ある国のフラッグキャリアであるような大きな航空会社もあれば、LCCのようにその地域限定で飛んでいる航空会社など様々です。
例えば、僕がこれまで訪れた空港ではこんな航空会社を見ることができました。
↑パリのシャルル・ド・ゴール空港にて。
こちらはサウジアラビア航空。臨時便か何かで羽田に飛来したのを見たことはありますが、基本的には日本では見られない航空会社ですね。
↑同じくパリにて。ミドル・イースト航空(レバノン)です。
社会的なつながりを考えてもヨーロッパはやはり日本よりも中東との人の行き来が多いのでしょうね。
↑こちらはスペインのバルセロナ空港にて。イスラエルのエル・アル航空です。
2020年から日本にも就航予定だとか。
お次は地域限定の航空会社やLCCに分類される航空会社をいくつか紹介。
↑2枚はどちらもブラジルのサンパウロ(コンゴーニャス)空港にて。
1枚目はブラジルのアズール航空。機材はやっぱり(?)ブラジルのエンブラエルE195。
2枚目はこちらもブラジルの航空会社でLCCのGOL航空。
ちなみにGOL航空でサンパウロからリオデジャネイロまで乗りましたが、見るだけでなく乗ったらもう完全に旅の思い出です。
↑サンパウロ空港(グアルーリョス)にて。
エア・ヨーロッパ航空はスペインを拠点とする航空会社です。バルセロナ空港他でも見かけましたね。
↑バルセロナ空港にて。ブエリング航空もスペインの航空会社でLCCですね。
グラナダからバルセロナまで利用もさせてもらいましたよ。
↑リトアニアのビリニュス空港にてノルウェージャン航空。
話題と関係ないけど、機材がB737MAXなのは現在(2020年4月)の状況を考えるとちょっと複雑。※B737MAXは運航停止中
↑同じくビリニュス空港にてラトビアのエアバルティック。
こんなところで写真を撮っていることからも分かるとおり、搭乗前の一コマです。
ビリニュスからラトビアのリガまで飛びました。
海外の空港では日本で見られない航空会社がたくさん!
注目ポイント③ 日本に就航している航空会社の小型機材
3点目のポイントはかなりマニアックな注目点かもしれません。
日本に就航している海外の航空会社は多数ありますが、アジア諸国や東南アジアの航空会社を除き、大型の機材ばかりなんですね。
ヨーロッパやアメリカは距離が遠いですから、小型の飛行機で日本に就航させることはほとんど不可能なのです。
ということは・・・
日本に就航している航空会社でも、その小型機材を見ることは滅多にない!というわけです。
だから、海外エアラインの小型機材を見る=現地に来た!ということでもあるんですね。
ちょっと具体例を挙げてみましょう。
↑いずれもバルセロナ空港にて。
1枚目はアリタリア航空のA320。
2枚目はスカンジナビア航空のB737。
どちらも日本への就航機材はB777とA340という中~大型の機材を使っているので、短距離用の機材を見ると少し不思議な感じです。
↑カナダのトロント空港にて。エアカナダのエンブラエル機ですね。
よく見ると「AIR CANADA express」と書いてありますが、エアカナダの運航子会社ですね。
いずれにしても北米の航空会社のリージョナル機材は現地でないと見ることが難しいです。
↑こちらはオランダのアムステルダム空港にて。同じくKLMのエンブラエル機が駐機されています。
こちらも同じく運航子会社であるKLM City Hopperの機材のようです。
この写真はアムステルダムということもあって、注目ポイント①のようにKLMの機材ばかり映ってますね。
しかもどれもERJやB737といった小型の機材ばかりです。
どうでしょうか?ちょっとマニアックかもしれませんが、これもまた海外の空港ならではの風景なんですね。
日本に就航している航空会社でも機材が違う!
最後に。空港も観光地の一つです。
いかがでしたか?
意外な注目ポイントが海外空港ならではであることが伝わればうれしいですね。
冒頭でも言いましたが、空港は単なる飛行機に乗り降りする場所というだけでなく、観光名所にもなると思うんですね。
ただ、普通は何が面白いのか注目ポイントが分からないから、免税店やレストランぐらいにしか目が行かないことがほとんどだと思います。
この記事を読んでちょっとでも面白いと思っていただけたら、ぜひこれらの注目ポイントに目を向けてみてもらえると面白いと思いますよ。
以上!